行ってみよー、ヤッてみよー!最後の悪あがき。
これまでのあらすじです。
夫のうっかりから浮気発覚→夫に言う→夫開き直り→私サレラリ期の到来→義母に相談→義父も義父の父も浮気している事が判明→出会い系サイトで夫らしき人を捜索するも失敗→義母からのド下劣卑猥なアドバイスに相談した事を後悔→夫の職場の人にも裏切られて人間不信MAX
(浮気本編振り返りはコチラから→夫の浮気)
酷い…こりゃ人間不信になっても何らおかしくない。
さて、疲れ果てたオバチャンが次にとった行動。
あの時、私は明らかにおかしかったのです…。
悔しかった、私は夫に選ばれない。
突然ですが、オバチャンと夫は、
レス→結婚→レス→レス→レス…
レスに次ぐレス、レスしかない結婚生活。
とにかく、レス夫婦全世界代表になれるほどのレス夫婦です。
(関連記事はコチラ☞【夫が浮気するまで⑭】待てど暮らせど何もしてこない浮気夫)
浮気が発覚してからというもの、精神的に不安定になり、一時は、夫の気持ちを取り戻したくて色々頑張ってしまうというサレラリ期が到来しました。
夫の気を引きたくて引きたくて、ついには巨乳サプリの購入も考えていました。
(関連記事はコチラ☞【浮気本編⑤】夫に浮気されていたなんて誰にも相談できない!!サレラリ期の到来…)
しかし、夫からは全く相手にされず、目が覚めた私。
今思えば、あの時の夫は、私があまりにも一生懸命で気持ち悪かったのかもしれません。
自分でも思い出すとキモイ、私はお色気キャラではないし。
あーほんと、頭おかしかったー。
が、しかし!!
まだまだ頭おかしい状態は続いていました。
サレラリ期の再来…ではないのですが。
私の中で、「悔しい」「負けた」という思いがずっとありました。
何が悔しかったかって。
夫が私よりも、出会い系のオネーチャン達を選び、職場の派遣社員の女性に癒しを求めていた事。
私の頭の中にまだいる、夫主演のエロ動画に出演していたオネーチャン達。
夫はあの人達の方がいいのか。
悔しい。負けた。
私だってオネーチャン達のようにできるもん!!(←何を?)
悔しい思いが沸々と沸き上がり、負けず嫌いの一面も手伝って、とにかく、こういう結論に辿り着いたのです。はいはい。
ヤレばいいんでしょ?
ヤッてやろうやないかーい!!!
一見、サレラリ期のようですが、なんか違う。
意地のようなものでした。
あれ?結局、義母のアドバイス通りにしている…
意地で血気盛んになっていたオバチャン。
レスの話は、いつか夫としなければならないと思っていました。
だって、義父母に会う度、電話の度に孫催促を受けていたのですから。
孫の事もあるけど、そもそも。
なぜ、出会い系のオネーチャン達とはヤッて、私とはしないのか?
ずっとこの疑問が私の中に横たわっていました。
ま、単純に私とはやりたくない、答えはただそれだけなんでしょうけど。
意地で血気盛んになっていた当時、勢いで夫に話をしてみたのでした。
私:「なんで私とは全然ヤラナイの?オネーチャン達とはヤッてるのに。」
夫:「分かりません。」
夫は都合が悪くなると、「分かりません。」しか言わなくなります。
私:「いやいや。分かるでしょ。」
夫:「分かりません。」
おいおいおいおい。
冗談顔だけにしろよ!!!
私:「なんなん?こっちはお義父さんやお義母さんから『孫はまだ?』とか『病院行け!』って会う度に言われてるんだよ?何もしてないのにできるはずないよね?すっごく嫌なんだけど。」
夫:「言わせとけばいい。」
私:「私だけに言ってくるんだけど。お義母さんには『ずっとヤッてない』って伝えたにもかかわらず、それでも子供の事言ってくるよ?どうしたらいい?」
夫:「分かりません。」アータ、分かりませんしか言えない九官鳥か?
いや、九官鳥の方がよっぽど賢くてよく喋るわ。
私:「そんなに分かりません分かりませんって言われたら、何も話せないよ!!」
夫:「何も話さなくてもいい!」
話す権利すら剥奪。
人権侵害甚だしい!!
うおーーーーい!!
コイツもう終わってんなーっっ!!!
そもそもですが、このような真面目な話でなくとも、夫は私の話を聞くのが面倒くさくて面倒くさくて、普段の何でもない会話も一ミリも聞いていません。
私と会話する時は常に、携帯でユーチューブを見ながらです。
こんな態度だから、今までにも何回も喧嘩になっています。
結婚前は話を聞いてくれていましたが、結婚した途端、このようになってしまいました。
いつも私は、ほぼ一人で喋ってる状態。…腹話術か!
なので夫と真面目な話なんてできるはずがない…。
腹が立つー!!!
こうなったら何としてでも、夫の耳に話を無理やりねじ込んでやる!!!
私:「これからどうするの?全然真面目な話ができない!!もう私とはやらずにオネーチャン達とやり続ける気?」
夫:「もーう!!話が長い!!」
出たー!!!「話が長い」とな。
私:「アンタが話聞かないから長くなるんだろうーが!!!私とはせずに、オネーチャン達とこれからもやり続けるのかって聞いてる!!!私とはヤラナイのかって!!!」
私、どんな質問してんだか…。恥ずかし。
夫:「そんな事分からない!!急に言われてもできない!!!」
私:「え?オネーチャン達とは急にできてるじゃん?いつだってできてるじゃん?」
夫:「あれは約束して頑張ってヤッてただけ。」
おいおいおいおい。
変な所で頑張ってんじゃねーよ!!!
私:「え?『急に』が無理なら、約束してたらできるわけ?」
夫:「うーん…。日時を決めないとできない!!」
私:「なにそれ…」
日だけじゃなく、時間も!?
一体何の予約?おいしいフランス料理店ですか??
子作りとかでタイミングがあるからっていう事で日にちを決めるってのはあるけど、そんなんじゃない。
けど。
日時を決めたらできるのなら決めようやないかーい!!
私も頭おかしくなっています。
私:「ほな、日時決めよう。」
あれあれあれあれー?
これって義母のアドバイス通りになってない??
しかも「ほな」とか言ってる。義母じゃん…。
義母が私に憑依したのか??
義母のアドバイス→「そしたら、日時決めて、この日にやってってお願いしてみたらどうでんねん?」
(該当記事はコチラ☞【浮気本編⑨】敵?味方?エンジェルもどきが舞い降りてきた…)
この助言通り。
日時決めて、この日にやって頂けますでしょうか!!シャーっす!!とお願いしてしまった…。
おいおいおいおい、私、真面目か!!
いや、浮気被害者の義母だから、このアドバイスは有効なのかもしれない。
私、頭相当おかしくなっていました。
という事で、数日後にチョメチョメを決行する事になったのでした。
いざ、チョメチョメ決行!!!
あー、こういうのって聞きづらいから、皆、YES/NO枕(←新婚さんいらっしゃい出演者が頂ける枕)使ってるんだなあ。
あー、YES/NO枕が欲しい。
この時期の私は、巨乳サプリの次は、YES/NO枕が欲しくなっていたのでした。
そうこうしている内に、『その日』はやってきました。
穴が開いていない綺麗な下着を着けたし、準備は万全。
がしかし。
その日のその時刻になったのに、夫はいつもと同じ。
え、時間過ぎましたけど?
レス夫婦にありがちな、「その日は疲れて寝てしまった」とかができる時間でもない。
あー、こういう時に「よーい、スタート!!」って号令掛ける人がほしい。
仕方ないので、勇気を振り絞って、言ってみました。
私:「今日するんじゃないの?」
夫:「(はー、とため息)する?じゃあやろう。」
超渋る。
やっつけ仕事的な。
ため息って。
渋りすぎだろうよ…。
いや、でもいざやり始めたらそんな渋りなんて消えるはず。
・・・私どんだけポジティブよ。
で、渋々。
渋々、なんとかスタート。
が、しかし。
まーったく歯が立たない。
全くの不能になっている。
夫のアイツが萎えている。(←お察し下さい)
そして夫のアイツは一度も起きる事なく、寝てしまいました・・・熟睡。

シーン。夫のアイツは横たわって寝ている。スーヤスヤ。
チーン。
チーン。
チーン。
カンカンカンカーン!!!
試合終了。
青コーナー夫のアイツ、熟睡。
しかし、結果的に赤コーナーオバチャンの大敗。
おいおい、熟睡してんじゃねーよ。
結果、チョメチョメなんてできやしない。
衣類を脱いだのはいいものの、一瞬で、何もせず終わったのでした。
服を脱いで着た、ただそれだけ。計何分??
もう、かなり落ち込みました。
そうか、そういうことかー。
私ではもう駄目なのだな。
オネーチャンとはいけるけど。
アーハっハっハっハー!!!!
わっーはっはっはっはーっっ!!!
こんな時は無理やり笑って、笑いヨガをするしかない。
けど。
あー、虚しい。
日時を決めたって、どんなにこっちが努力して巨乳になったって。(←なっていません)
「私」ではダメなのだ。
自分は存在価値がない。
動画に出てきたオネーチャン達の方が存在価値があるのだろう。
夫とやりさえすれば、どうにかなるのでは?と思い、最後の悪あがきをしてみたけど。
こーんな恥ずかしい惨めな思いをしてまで、私は結婚生活を続けていくべきなのろうか?
答えはNO。
NO、NO、NO、NOーーー!!!!
YES/NO枕ってこんな時にも使えるんだ…ますます欲しい。
チョメチョメ対戦大敗のその後…
夫とのチョメチョメ対戦に見事大敗したオバチャン。
それはそれは、惨めで惨めで惨めで。
なぜ、私がこのような思いをしなければならないのか?
もう、夫と離れる選択をした方がいいのだろう。
これ以上、辛い思いをしたくない。
なぜ、私ばかりがこんな悲惨な目に遭って、浮気した本人は何の苦痛もなく普通に暮らしているのだろう。
はぁ。どうしよう、これから。
ますます、目の前が真っ暗になっていくのでした。
次に続きます。