スポンサーリンク

すっかり婚活の荒波にもまれていたオバチャン・・・

さて、前回の話で(☞ 【夫が浮気するまで③】婚活サイトで出会った最低な男-後半戦
何とか姥捨て山から生還した私。
(普通に車運転して、真顔で山を下り、帰りました・・・)

私が言うのもなんですが・・・。
その後もなんだか冴えない人からしか来ないメッセージ。

この時点で私は30代後半でしたが、メッセージをくれる男性と言えば
50代、60代。時には70代。

例え結婚できたとしても、すぐに何らかの介護が始まるじゃないですか・・・。
相手もそれ(介護要員)を欲して、婚活をしている。

私は年の近い男性がいいけど、
同年代か少し年上の男性は、20代から30代前半の女性を希望している。

全くかみ合わない希望。
これが30代後半独身女性の現実か・・・。

と落胆しつつ、当時利用していた婚活サイトではもう限界を感じ、
他の婚活サイトにも登録してみました。

他の婚活サイトに登録して数日。
こちらのサイトは、遊んでいる感じの人が多い印象でした。
人気のある女性登録者のプロフィールを見ていると、
プロフィール写真が水着だったり、肌の露出が多い感じでした。

なので、婚活に焦っていた私は、水着の写真をプロフィール写真にしようかと
血迷いましたが、自粛しておきました。

そんなある日、またオバサンに奇跡が起きるのです。

なんだか面白くない臭がプンプン・・・

ある日、ある男性から、私のプロフィールに「いいね!」が届いたので、
私も「いいね!」をしておきました。

なぜ「いいね!」をしたかと言うと・・・
この男性も条件が良かったからです。

真面目そう、年下、銀行勤め、高身長、高年収、容姿もかっこいい。
ね? いいでしょ?

一番いいなと思ったのは、
この男性の趣味・・・ハンドクラフト

勝手ながら、
「ハンドクラフトする人に悪い人はいない」イメージがあります。

翌日、男性からメッセージが来ました。

普通のメッセージすぎて、正直、内容を覚えていない位です。

メッセージやりとりの段階で、ほんのり、
「面白くない臭」がプンプンしていました。

何日かこの男性といまいち面白くないメッセージのやり取りをして、
駅周辺で会う事にしました。

あれ? 私、一人で話してる??

予定時刻に現れた男性。

あー、プロフィール写真と同じで真面目そうな好青年
歩きながら話し、私が選んだ今時ではない喫茶店に到着。

コーヒーとケーキを注文し、色々話しかけました。

私:「ハンドクラフトって何作られているんですか?」
私:「お休みの日は何されてるんですか?」
私:「お仕事はどんな事されてるんですか?」
私:「どの辺にお住まいですか?」

・・・私、頑張って質問しまくりました。

でも、全然盛り上がらない・・。
男性は悪い人ではないけど、笑いもしないけど、つまらないって感じでもない。
いい人なんだろうけど・・。

唯一、ほんの少し盛り上がったのがこの話題。
私:「好きな食べ物は何ですか?」
男性:「豆です。」

豆???
好きな食べ物を聞いて、豆っていう答えが返ってきたのは初めてでした。
しかし、この豆トークがほんの少し盛り上がったのも、ほんの束の間。

この時点で相手からの質問はゼロ。
一人で喫茶店に行き、一人で話している感覚。

あまりにも私から質問しすぎなのと、男性の答えが簡潔すぎて、
間を持て余し過ぎて、
「私、今まで人とどうやって会話していたっけ?」
と途中で分からなくなってきました。

気付けばまだ30分しか経っていませんでした。

耐えかねて質問を募集するも・・・

もう、質問する事ないんですけど・・・。
30分で解散っていうのもどうかな、せっかく会ったしな・・・。
そもそも、こっちばっかり質問して、私の事一切話してないし。

という訳で、勇気を振り絞って、
「私に何か質問ありませんか?」
と質問を募集しました・・・。

自分への質問を募集するって・・・
なんか、ハズーーっっっ!!(恥ずかしい)

これって結構屈辱的なんですよ。

私のようなオバチャンに青年からの質問があるわけないか・・と
思っていた所・・。

男性:「うーん、ありませんね。」

いやいや、即答するんじゃねーよ・・。

ですよね。

そんな事、こっちだって分かっていましたよーだ!!
フンっっ!!

心の中はこんな感じでしたが・・・。

もう、この男性と二度と会う事はないだろうから、
単なる世間話をして終わろう、そう思いました。



そして、目の前にオウム現る・・・

この時期、私が気になっていたのが、
他人はどうやって婚活しているのだろうという事。

本当に調査の一環で、男性に
「婚活うまくいってますか?」と聞いてみました。

すると、男性が複数の婚活サイトを利用している事や、
婚活パーティーにも色々参加している事を話してくれました。

話を聞いていると、
男性は、数ヶ月前に婚活パーティーに参加したらしいのですが・・。

男性:「そのパーティーで出会った女の子が忘れられなくて引きずっているんです。」

・・・。
じゃあ、今日ここ来るな!って感じですけど・・・。

オバサン的には、その子の事、頑張れよって感じなんですけど。
オバサンと会って、その子の事、忘れられるとでも思ったんでしょうか。

私:「じゃあ、その子に連絡取って、お茶でも誘ったらどうですか?」

男性:「いや、連絡先、知らないんです。」

なぬーーーっ!!!
おいおい、おいおーいっっ!! 

連絡先も知らんのかーいっっ!!!

パーティーで、マッチングすらしてないんかーいっっ!!!

オバチャンが言うのもなんだけど、それ、
もう無理に決まってるよ・・。

今、私と会っているのに、
純粋なのか、正直なのか、
他の女の子を引きずっている話をするこの男性、
この時点で私的に、舌打ちものでした。

しかし、こうなったら、
こっちだって、私の過去の男の話してやる!!
反撃に出た私

婚活パーティーで出会った最低な男(参照:前回の話)の話をしました。

私 :「待ち合わせ場所がゴルフの打ちっぱなし場だったんですよー。」
男性:「待ち合わせ場所がゴルフの打ちっぱなし場だったんですかー。」

私 :「初対面なのに髪触ってきたんですよー。」
男性:「初対面なのに髪触ってきたんですかー。」

私 :「面倒臭いって言われたんですよー。」
男性:「面倒臭いって言われたんですかー。」

私 :「既婚者で子持ちだったかもしれません。」
男性:「既婚者で子持ちだったかもしれないんですかー。」

・・・。
アレ?

オウムさんですか???

オウムが目の前にいる???

目の前にオウムがいました・・・

いやいやいやいや・・・。
何でもかんでもオウム返しすればいいってもんじゃないよ!

確かに傾聴術として、オウム返しが良い、等と言われていますが、
あまりにも全部がオウム返しだと不快なものです。

この男性のオウム返しは、相手を理解しようとかいう意図ではなく、
ただ単に、
話を聞くのが面倒くさいから、そのまま返しとけばいいや・・って感じでした。

これなら、ファービー人形の方が気の利いた会話してくれるはず。
・・・早く家帰って、ファービーと会話したい・・・。

大体、1時間位でしょうか・・・。
もう、私、頑張ったわ・・と力尽きて、帰りましょうと提案

この時ももちろん、
男性からオウム返しで「帰りましょう。」と言われました。

もう、オウム返しいいって。
オウム返しでお腹いっぱいですよ、こっちは・・・。

別れ際に、
「その婚活パーティーで出会った女の子とうまくいけばいいですねぇ。」
と白々しく言っておきました。

で、カフェで別れて、それぞれ、私は車、男性はバイクで帰ったのですが。
カフェを出た時は、別々の方向に向かったのに、
なぜか、
車で信号待ちをしていると後ろからバイクに乗った男性が私の車の横に。

え??何なに??? 何か言いたい事でもある??
・・・ここでまさかの奇跡が起こるのか!?
・・・ひょっとして私を追いかけて来た??

とか、シンデレラストーリーを思い浮かべましたが
こっちに全く気付いてねぇ・・・。

ま、私は車乗ってたので気付かないとは思いますが・・・。

という訳で、交差点で、何事もなかったかのように、別方向へ。
男性は、ブーーーーンっ!!!と消えていきました。

さようなら、オウムさん。

なんだかずーっと、面白くない空気が流れていた一日でした。
その後、その男性と連絡を取ることも、会う事も一切ありませんでした。

最後まで、つまらない男でした・・・。

<予告> さーて、次回の記事は!

いや、今回の人は悪い人ではないのですが・・・。
あまりにも私に興味なさすぎ。

なんで、私に「いいね!」したのか謎です。
多分、指が滑って、間違えて押してしまったのでしょう・・。

なかなか、いい人がいませんね・・・。

そして、まだ浮気夫まで辿り着きません。すみません。

次回も、婚活サイトで奮闘するオバチャンの話です。
次はどんな人と出会うのでしょうか。

次回もお付き合い頂けますと幸いです!!!

スポンサーリンク
おすすめの記事