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まだ荒波にもまれていたオバチャン・・・

さて、前回の話では ( ☞ 【夫が浮気するまで④】婚活サイトで出会ったオウム
全てがオウム返しの男性に会いました。

オウム返しがあんなに不快だとは・・・(笑)
しかも、私に興味ゼロ。
最初から最後までお互いに何の感情も湧かない、という、
お互いに何のために会ったのか謎の婚活でした。

そしてまたいつも通り、冴えない日々の到来・・・。
相変わらず冴えない人からしか来ないメッセージ。
もう、一生独身を貫くかと考えたりしていました。

そんなある日、またまたオバサンに奇跡が起きるのです。

金八感半端ない・・・

ある日、ある男性からメッセージが届きました。

40代前半、見た目はオジサン真っ只中って感じ。
年収もいい感じ。優しそう。背は低いなぁ・・。

どこに住んでいるんだろう・・・。

ん?

ゆー・えす・えー・・・。

おっ?
U・S・A?
アメリカ―っっ!!!

アメリカで働いている日本人の男性でした。
海外に憧れがある私。
海外在住の人というだけで、ポイント大増量!!

でも、海外にいる人とどうやって仲を深めていくのだろう・・・と
疑問ではありましたが、とにかく海外に興味があったので、
メッセージのやりとりを始めました。

メッセージのやり取りを始めると・・・。

やはり想像通り、真面目な人。
いつもメッセージは長文で、海外の生活情報を盛り込んでくれていて、
読んでいて楽しいものでした。
その男性は、日本に住んでいた時は、学校の先生をしていたらしく、
真面目で誠実、そして将来の事もよく考えてお金も貯めている。

・・・すばらしい!!

しかし今、海外にいるので、そう簡単に会う事はできません。
何回かメールのやり取りをしてから、電話(スカイプ)で話してみる事になりました。

男性と電話をする当日。
男性から電話がかかってきました。

男性:「もしもし、○○さんですか?」

この第一声で、「うわぁ、この人、先生丸出し・・・」と思ってしまいました。

ものすごい金八感。

それ以降、私の中で、この男性に対して、先生という印象が離れず、
電話で話をしている最中も
ずーっと先生と事務的な連絡をしている感じ・・・。

完全に、「先生と生徒」みたいな感覚になってしまったのです。

とてもじゃないけど、恋人って感じじゃないな・・・。
この辺りからうすうす感じていました。

この男性を異性として見られない気がする。
ときめきがない・・・。
本当に近所のおじさん、みたいな感じ。

いや、でももっと接していけば恋人みたいになれるはず!

そこには、
海外に住むためになんとか頑張ろう
必死に無理をしている自分が居ました。

会ったら何かが変わるかも・・・

そんなある日。

なんと、男性が仕事で、日本に帰って来ると言うじゃないですか!

男性は他府県に住んでいましたが、男性が私に会いに来てくれるというのです。
本当にありがたい話です。

しかし、いざ会うとなっても、
・・・ドキドキもしない。

ただ、男性は日本が久しぶりなので、なんとか「おもてなし」をしなければ!
その一心で、ランチは私の地元の魚がおいしいお店を予約しました。
でも、この段階でも、
先生に粗相しないようにしなければという思いだけで、何らドキドキ感はなかったのです。

実際に会ってみると・・・

いざ当日。

駅で男性と待ち合わせ。

どの人だろう、あの薄汚れたウインドブレーカーのおじさんかな??
婚活サイトに載っていた写真はめちゃくちゃ小さかったので
イマイチ男性の容姿が分からず、
暫く色んなオジサンを見ては、あの人かな?と挙動不審になっていました。
もう少しで、全く知らないオジサンに声をかける所でした。

キョロキョロしていると、後ろから、
「こんにちはー!」

・・・明らかに先生の声。

振り返るとそこには・・・
かなり沢山のバッグを抱えた男性が立っていました。

思わず、バッグの数を数える私
ウエストポーチに、左側にショルダーバッグ、右側にもショルダーバッグ、
両手にも紙袋、そして、背中にはリュックと・・・。

お???あれはもしや!!
ナップサーーーックっっ!!!

 

小学生の家庭科以来、暫く見なかったナップサック。
なつかしやー。

 

いやいやいや・・。ナップサックって!!!
と思いましたが、バッグの数は一瞬では数え切れませんでした。

バッグの数に圧倒されながらも、男性と話しながら、ランチのお店へ。
お店までは、ずーっと男性が喋りっぱなしでした。



ランチのお店で超常現象が起きる

さて、ランチのお店に到着。

お刺身定食を注文して待っている間。
男性がずーっと喋っている・・・。

お刺身定食を食べている間。
男性がずーっと喋っている・・・。

 

この時、ある超常現象を目の当たりにするのです。

それは・・・。
男性がずーっと喋っているのに、なぜかご飯がどんどん減っていくのです!

えっ・・・。
一体いつ食べているの???

 

そうこうしている間にも、どんどんご飯がなくなっていく
男性はずっと喋っているのに!!

目の前で巻き起こる超常現象にビビる私。
結局、男性がいつの間にご飯を食べているか最後まで分かりませんでした。

男性と路面電車の車中にて

男性の帰りの電車の時刻は夕方と決まっていたので、
とにかく、時間がありませんでした。

ランチを食べて、次に向かったのは、地元のお城でした。

お城まで路面電車で向かったのですが、
男性は相変わらず喋り続ける・・・。

 

そして、
距離が近い・・・!!!
耳元で大声で話す男性。
いやいや、聞こえてますから・・・とも言えず。
やはり以前の職業柄??
先生は声が大きい方がいいですしね・・・ってなんか違う気がする。

まったく嬉しくない。
そしてこれだけ近いのにドキドキもしない。

自分に「なぜドキドキしない!?」と心の中でずっと問いかけていました。
むしろ、ドキドキしろー!!と自分に言い聞かせていた位

そして、電車に乗っている女子高生に見られていたような気がします。
女子高生は多分、男性のバッグの多さにくぎ付けでしたが・・。

そして後半戦へ続く・・・

また長くなってきましたので、後半へ続きます。

また超常現象は起きるのか?
私は男性にときめくのか??
男性のバッグの総数は数えられたのか???

・・・後半も必読です!!!

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