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コロナワクチン予約に翻弄されるオバサン…

オバチャンです。

オバチャン、かなーり疲れています…。
何に?
コロナワクチン予約に…。

今日は、コロナワクチン予約にまつわる、オバチャンの奮闘記を綴りたいと思います。

皆さん、コロナワクチン接種しましたか?
オバチャンは、かなり出遅れてしまいました。

と言うのも、ワクチン接種が始まった頃、「ワクチン接種はしない!」と決めていたからです。
なぜって??
注射が怖いから。

いやー、我ながら、チキンですね。

注射が怖いので「アナフィラキシーショック」が出るかもしれないとか、「アレルギー」が出るかもしれないとか難癖つけて、先延ばしにしてきました。

しかし、周囲の人達が接種し終わってきた頃、なんだか急に疎外感を感じ始めました。
コロナの後遺症の事を考えると、やはり接種した方が良さそうだと思い始めたのです。

という事で、気が乗らないまま、ワクチン接種に向けて重い腰を上げたのでした。

しかし、これが簡単ではありませんでした。

コロナをナメていた義両親。まさかの早業。

オバチャンの話を書く前に、義両親の事を書いておきたいと思います。

義両親ですが、ずっと。
ずっと…。
コロナをナメていました。

皆がマスクをしている中、
「コロナなんか、インフルエンザと同じや!ただの風邪やねん!」
とか言って、マスクをしなかったり。
一生懸命、コロナの対策をしている私の両親の事を「コロナを怖がり過ぎなんや!」と馬鹿にしてきたり。

いつだったか、偶然、義両親を街中で見かけた時、マスクを着用せずに歩いていたのにはビックリしました。
(義両親がコロナをナメている様子はコチラ☞コロナをなめている義家族-憂鬱な年末年始-

そんな義両親ですが…。
いつからか、めちゃくちゃマスクをし始めたのです。

ある時は、不織布マスクを二重に着用していたり。

マスクを二重にしているのを見た時は、
これは義両親なりのボケか?ツッコミ必要??
それとも。本物のボケ来た?
と少し考えましたが、故意に、予防のために二重にしているようでした。

そして、ある時から急にワクチンの話ばかりするようになりました。

それでも、義両親はあれだけコロナをナメ腐っていたので、てっきりワクチン接種しないのかと思いきや。

なんと…。
義両親:「もう予約始まってすぐに先生(かかりつけ医)に打ってもらったんや!」

かなりの初期にもう接種し終わっていました。

えぇぇぇ?いつの間に??
コロナを怖がる私の両親の事を馬鹿にしていた義両親が、
私の両親より先に、というか、誰よりも早く、われ先に、接種をしていたのです。

 

いやいやいやいや、一番ビビってるじゃん!!

ワレがワレがワレがーーー!!!って勢いで、我先に他人を押しのけてちゃっかり接種。

これにはビックリしました。
というか、こっちが興ざめ。
本当にちゃっかりしてるわー…。
本当にがめついなー…。

元々、義両親の事は嫌いでしかありませんが、ますます嫌いになりました。



まさかのコンサートチケット並み…に精神が病むオバサン

さて、ここからオバチャンのワクチン接種予約奮闘記を書きたいと思います。

接種するかどうか、という所から悩んでいたオバチャンですが。
今思えば、そんな事で悩んでる暇はない!!のでした。

だって。接種云々の前に、
全然予約が取れない!!!
取れなさすぎ…。

オバチャンが住んでいる所は間違いなく田舎なんですが、まーったく歯が立ちませんでした。
よくテレビで、東京の人達が予約の行列に並んでいる姿を見た事があったのですが、あれは都会だけの話だと思っていました。
周囲でも、予約が出来なくて大変だっていうのも耳にした事がなかったので、普通に予約ができるものと思っていました。(今思えば、多分、周囲の人達は皆、かかりつけ医で予約したのだと思います。)

しかし、実際は…。
予約受付日に、予約専用ダイヤルに電話しても、
「ブチっ!!ツーツーツー…」と呼び出し音も鳴らず、電話が切れるだけ。

なんだか、電話をブチ切りされたようで、心が折れる…笑

いやいや、こんな時に心折れている場合じゃないんですけどね…。
ブチ切りされている訳ではないとは、分かっているのですが、「ブチっ!!」と電話が切れる音に傷付いてしまう繊細なオバチャン。あー、自分で自分が面倒臭い。

しかし、なんでこんなに電話通じないんだろ??

電話でビックリしたのも束の間、並行してネット予約も試みていたのですが、コレも全く。
歯が立たないー!!!

ネットは繋がるのも遅く、繋がった時にはもう、本日の予約受付は終了しました…と残念なお知らせ。
皆、何のネット回線使ってんの?
こんなに繋がるのが遅い中、予約できている猛者がいるのが不思議でなりませんでした。

オバチャンの地域では、一週間ごと位に、申込受付日があり、その度に何度もトライしましたが、全く予約が出来ませんでした。

これは、本当に人気歌手のコンサートチケット並み
ここからオバチャンのコロナワクチン争奪戦が始まったのでした。(一人の孤独な闘いです…)



何もしないくせに口だけ挟んでくる嫌な奴

さて、ワクチン予約に関して、夫も一緒の日に接種したいと言い出し、夫の分も予約しないといけない羽目に。
なんで同じ日にワクチン接種したがるのか、マジで謎。
多分、自分で予約するのが面倒臭かったのでしょう。

しかも、このクソ夫。
予約受付日とか、接種を実施している病院等、色々調べるのに協力してくれてもいいのに、全く何もしない。
他の市の方が空いてるだろうから、他の市に電話して聞いてみて!とか、好き勝手な事を言ってくる。

予約専用サイトは各々での登録が必要なのですが、その仕方も全部私に聞いてくる。
市から送られてきている説明書読めよ…。
夫が絡むとやたら面倒臭い。
あー、面倒くせ…。

夫に予約を任されてしまったのですが、自分自身の予約も全く歯が立たないのに、夫の分まで手が回らないので、やはり夫のは夫で予約してもらう事にしました。

しかし、夫婦で何回も予約にトライしましたが、その後も一向に予約できませんでした。

平和ボケの人に怒り散らすオバサン

そんなある日。
若い人の特別枠で100名分程、ワクチンの空きが出たので、申し込みを受け付けるという情報をゲットしました。

夫がちょうど、休みの日だったので、その日、申し込みにトライする事にしました。
もしかして、今回はこの空き情報を知らない人も多いだろうから、予約取れるかも!とすこーし期待していました。

夫は予約専用サイトで、私は、電話と予約専用サイトで予約を試みる事に。
前回、携帯で予約サイトを開いても、通信速度の問題なのか、やたら動きが遅かったという事もあり、私はその日、パソコンで予約専用サイトを開き、予約してみる事にしたのです。

夫は携帯で、私はパソコンと電話で、予約してみる事に。←ここがミソです。

そして、予約開始まで、あと数分となった時。
ドキドキして、サイトにもログインして待つ私。

あれ、アイツ(夫)どこ行った?

「ブイーーーン」


はぁぁぁ??

なぜ今。

夫がなぜか掃除機をかけ始める。

掃除機かけるタイミング、明らかに間違ってる!!
今じゃねぇから!!

アンタなー、今、そんな事してる場合じゃねーからっっっ!!!
着席しろやーっっ!!!
もう、専用サイトにログインしとけよーっっ!!!

もう!!
この平和ボケ野郎~!!!

イライライライラーーーっっっ!!!
イッラーっっっ!!!!

私:「早くログインしとかないと!!今、掃除機かけてる場合じゃないよー!!」

掃除機:「ブイーーーン」

私:「オラアァァーー!!!聞こえんのか??今掃除機してる場合じゃないからぁぁ!!!時間ないって!!!」

掃除機:「ブイーーーン」

いやいや、なんで掃除機が「ブイーーーン」って会話してるん。


私が大声で怒り散らしているのに、掃除機のせいで夫に全く聞こえていない様子。

夫が「フンフーン♪」と、掃除機をかけ続けている。
「フンフーン♪」じゃねーから!!

すぐに夫の首根っこをひっつかまえて、着席させ、滑り込みセーフで、専用サイトにログイン。

そして間髪入れず、予約受付スタート!!

あれれれれ??
予約専用サイトは繋がるけど、一向に日時を選べない。
予約開始された時点で、空きが全くないんですけど。

となれば、電話だ!!!
「ブチっ!!ツーツーツー…」
おいおい・・・。なんでや。理由を述べよ…。

はぁー、こういう事かー。
今回もダメかーと思いながら、電話をかけたり、サイトを見たり、大忙しの最中に。


また、あの平和ボケの人(=夫)。

夫:「ねぇ、いつにするのー?」

いやいや、中高生のデートか。

夫の方は順調にサイトに繋がって、もう日時選択の所まで行っている模様。

っていうか、こっちはサイトも動かず、電話も繋がらず、忙しい。

私:「いやいや、今、それ、じっくり選んでる暇ないよ!取れる日を取って!!!早く!!!」
夫:「○月○日でいーい?」
私:「だから、選んでる暇ないよ!!!」
夫:「えー…。これ、押せばいいの?」
私:「何でもええから、早くー!!!」

この平和ボケがー!!!イライライライラー!!!
私の予約作業を邪魔してくる夫。

私の方はやっと、サイトで空き日が表示されました。

私:「ボタン押した?できた?」

夫から返答なし。

私:「ボタン押したのかって聞いてるんだけどーっ!」

夫:「だからもう予約出来たって。」

は?
「だから」って何よ?

いつの間に??
そんな報告、初耳ですけど。

動揺を隠せないまま、サイトの動きが悪いので、電話をかけ続けてみる。
そうこうしている間に、サイト上でまた予約の空きが表示されなくなる。

え?
オワタ??

諦めずに電話してみる。
何回もかけていた所、
奇跡的に、初めて電話が繋がる…!!
これはもしや、キターーーーーーっっ!!では??

予約センターの人:「はい、予約センターです。」
私:「コロナワクチンの予約、まだできますか?」
予約センターの人:「すみません、もう終わりました。」

どへーっっっ!!!!
オワタ。
チーン。

クッソーーー!!!
余裕ぶっこいて、ギリギリまで掃除機かけていた奴が、一回ボタン押しただけで予約取れてさ…。
予約前からかなり準備してパソコンと電話の二刀流で必死こいてたオバサンが、落選ってさ…。

ウサギと亀かよ。

納得いかない!!!酷くね?

私の人生いっつもこんな感じなんですけど…。
要領のいい、ズルイ奴に全部持っていかれる。

コロナワクチン予約って、人生の縮図なん?
人生なんなんよ?

…と、イライラと落胆が止まらず、この感情のやり場をどこへ向ければいいのか分かりませんでした。


何もしないくせに、上から目線で「なんで取れないの?」と聞いてくる夫、大暴れするオバサン

当選した夫、落選したオバサン。
まさにこれは、今までの人生を物語っているかのようでした。

夫は性格悪いし、行いも悪いのに、なぜかツイている。
夫は何の準備もしなくたって、うまくいく。
私は周到に準備をしたって、うまくいかない事が多い。

イライラと落胆の気持ちでいっぱいの私に。
夫:「なんで取れないの?なんで携帯使わないの?」


はぁぁぁ??

知らんわ!!!こっちが聞きたいわ!!!
ていうか、なんで上から目線なん?

携帯使わず、パソコンを使ったのにはきちんと意味がある。
しかし、夫は、私が携帯を使わなかった事を責めてくる。

さらに。
夫:「電話とパソコンで欲張りすぎたから取れないんだよ!!

はぁぁぁ???
私がいかにも「欲深オバサン」みたいな事を言ってくる。

たしかに欲深いけど、けども。

あーあーっっ!!!
それはすみませんでしたねぇ、欲深オバサンで。

でも、ちょ、待てよ!!(←キムタク)
今回、アナタが予約取れたの誰のおかげだと思ってるん??
私が空き情報をゲットしていなければ、私が掃除機をしているお前を止めていなければ、お前さんは予約できてなかったんだぞ。

恩を仇で返すとはこの事。
キー―――っっ!!!
ムカつくーーーっっ!!!

その後、怒りのやり場がなく、私は部屋の中で大暴れ。
大暴れって、何したかって言うと、壁を殴ったり、クッションを殴ったり。

それを見ていた夫が怯えて、なぜかLINEを送ってきていたのです。
その時は大暴れしていたので、そのLINEに気付かなかったのですが。
次の日、LINEの通知に気付きました。

夫からのLINE:「癇癪起こさないでね。」

…。
なんや、これ。
陰湿かよ!
お前は、人をイライラさせる天才か!!

イッラーーーっっっ!!!

私は別にワクチンの予約が取れない事に対して怒っていた訳ではなく。
お前の「なんで取れないの?なんで携帯使わないの?」って発言でキレたんですけど。

相変わらず何もわかってないなー!!!
平和ボケにも程があるんですけど。

しぶとさを発揮するオバサン…

夫の悪意しかない、何気ない一言に爆ギレしたオバサン。

その日(予約受付当日)、予約受付終了後、腹が立ちすぎて、ふて寝しました。
こういう時は寝るしかない。

そして、数時間後、目覚めたのですが、まだイライラしている。

クッソ―っっっ!!!
アイツに負けてたまるかーーー!!!

もはや。
これ、何の闘い?
いやいや、闘っている時点でおかしいのですが。

夫に対する対抗心で、ぜーったいに予約取ってやる!!!とヤケになっていました。

その後、キャンセルが出ないか、15分おきに専用サイトをチェック。
これを8時間程しました…。
キャンセルが出たかと思うと、すぐに申し込みが埋まり…の繰り返しでした。

しかし、もう、皆が諦めたかと思われる夜。
もう、いい加減、今日は終了だろうと思いながら、ふと、専用サイトをチェックしてみると。

え?キャンセル出た!!しかも空いてる!!
はははは早くーーー!!!!ボタンを押せ―ーーー!!!
ボタン、ポチィィィっ!!!

「予約受け付けました。」

うぉぉぉぉぉーーー!!!
オーマイガっ!!!YEAH ~!!!

なんと、思いもよらぬ瞬間に、予約が取れたのです。

泣きそうでした、感動で。
コロナワクチン予約でこんなに喜怒哀楽が激しくなるオバサンがいるでしょうか…。

予約は無事取れましたが、予約に一日がかりで、感情の上がり下がりも激しく、かなり疲れました。

その後、夫に、「予約、取れたから。」と涼しい顔して言ってやりました。
…実際はかなり執念深く、しつこく、めちゃくちゃねばって、かなり汗だくで、やっとこさ予約できたんですがね。

夫の反応は、
「え?何…? …あぁ、ワクチンか。良かったね。」

さては、おーまーえーっっ!!
コロナワクチンの予約の事、もう忘れてたろ??


キー!!

こっちが一日中一生懸命予約にトライしていたというのに、この人、もう忘れてたんだ…。

イライラ再来。

この期に及んでまだ平和ボケしている夫に、イラっとしました。

闘いは終わった…。いやいや、終わってないっつーの。

いやいや、すっかり、ワクチン接種が終わったかのような達成感に満ち溢れていますが。

予約だけでかなり疲れました。
予約だけで、こんなに険悪になる夫婦がいるのでしょうか…。
お恥ずかしい限りです。

という訳で、オバチャンのワクチン予約の死闘が幕を閉じたのでした。

なんとも、疲れましたが…。
まだワクチン接種終わってないっつーの…笑

オバチャンの奮闘は続くのでした…。

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