浮気の相談、誰にでもすればいいってものではない…
オバチャンです。
前回は、とにかく誰かに、浮気の相談をしたくて、色んな美容室に出没するオバサンの話を綴りました。
該当記事はこちら☞【浮気本編⑤】夫に浮気されていたなんて誰にも相談できない!!サレラリ期の到来…
うん。今なら分かる!!
浮気の相談するなら…
ぜーったいに、自分の事を知らない赤の他人に限る!!!
でも、渦中にいる時って、的確な判断ができないんですよね…。
今日は、浮気の相談相手を間違えたオバチャンの失敗談を綴りたいと思います。
失敗だった相談相手①:キラキラした友人
私の友人の中で、めちゃくちゃ優秀すぎる完璧な人がいます。
美人で性格もいい、料理も上手、頭もよい、スポーツもできる。
新卒で大企業に就職し、かなりのエリート街道を歩みながら、ずーっと働き続けながら、結婚、出産、育児…と全てを卒なくこなしている。
キラッキラやんけー…。まぶしすぎる。
会社案内のパンフに載るレベル。
私と大違い。
ブサイク、性格悪い、陰湿、マイナス思考、頭悪い、スポーツできない。
新卒で就職できず、オンボロ貧乏会社にやっとのことで就職、そしてすぐ辞め、その後は派遣社員を渡り歩きフーラフラ。
友人はなんで、こんな私と仲良くしてくれているんだろう。
やはり、それは彼女の性格がいいからだと思います。
この友人に、浮気相談をしてもいいものだろうかと悩みました。
やはり、心配させたくなかったのです。
こんな気持ち悪い闇の世界を、キラキラした友人に見せたくなかったのです。
けど、相談してしまいました…。
だって辛かったんだもん…。
で、結果から言うと。
何が失敗だったかって。
・キラキラした人に相談したら、自分が惨めになってしまった。
・正当な意見を述べられて、余計辛くなってしまった。
やはり、仕事もできる人なので、正解を言うんですね。
「この点は旦那さんが悪いけど、あの点はもけけ(私)も悪かったね」とか言うんです…。
確かにいつも正しい事を述べるのは正解…ですよ。
けど、けどよー?
今、この傷付いている、今、この時だけは…、お願いだから…。
私に全面的に賛同してくれやー…。
相談してる時って、いっぱいいっぱいで、とにかく同調してほしいわけで…。
こういう時にごもっともな正論を言われても、落ち込むだけっスわー。
けど、自分ではどうしたらいいか決められない精神状態なので、ごもっともな正論も聞きたいような…。
・・・って私、どっちやねーん。
ま、結局、トータルで言うと、この友人に相談して、自分が惨めでしかなかった。
友人は仕事に子育て、と頑張り、夫婦関係もうまくいっているし、非の打ちどころがない。
それに比べ自分は…。
職もないし、子供もいない、更には夫に浮気までされている。
非しかない。
非非非非・・・。
ザ・惨め。
惨め100%。
あー、キラキラした人にこんなキモイ、変な浮気の相談してしまってごめんなさい、と相談後、悲しくなってしまいました。
失敗だった相談相手②:元婚約者
オバチャンには、その昔、婚約者がいました。
まー、その人は、私と同棲中に、スナックの女と浮気して、お別れすることになったのですが。
元婚約者に捨てられた話はこちら☞【夫が浮気するまで①】捨てられたオバサン
いまだに思い出すと辛い別れだったのです。
別れたとはいえ、その人は家族のような存在で、今でもとても大事な人です。
ま、私はこのように思っていますが、いつの日にか携帯番号とか変えられて音信不通になるんでしょうけど。
元婚約者でありながら、浮気をしたという点において、元婚約者に聞けば『夫が浮気した理由』が分かるのかもしれないと思い、相談する事にしたのです。
で、結果から言うと。
何が失敗だったかって。
・私と付き合っていた時のダメ出しを散々された。
・元婚約者の浮気も、元婚約者が被害者で、私が加害者という構図にされた。
・つまり、私のせいで浮気したようなもの、とされた。
・私の夫の肩を持たれた感じがした。
おいおい、またまた賛同を得られず…。
ま、私と付き合っていた時、嫌な思いを沢山したのでしょう。
元婚約者は、私の夫が浮気したくなった気持ちが分かったようでした。
夫に浮気されたのも、元婚約者に浮気されたのも、私のせいだそうですわー。
はぁー、やれやれ。
はいはい、全部私が悪いんでしょ…。
まぁ、この元婚約者に相談した時は、ふーん、なるほどなぁ、私も改めないといけないのだなーと、ピュアな私は思っていたのでした。
けど、後から後からモヤモヤモヤモヤ…。
うーん、あの時、なんで私が責められなければならなかったのだろう。
圧倒的に、元婚約者だって悪くね?
だって、同棲してる最中に、スナックの女と浮気して金をばらまいているんだから。
そういうのは、私と別れてからするべきでは。
私に対して不満があるからって、浮気していいものではない、と思いますけど。
…と、なぜだか、加害者に仕立て上げられ、反省した自分が、今となってはアホらしく思えてくるのでした。
なぜ私が反省しなきゃならない??
私は悪くない!!!
アンタら、浮気した者が圧倒的に悪い!!!
浮気され、傷ついた私の身になってみろー!!!
やはり、浮気した人って。
人に罪を擦り付け、開き直るという匠の技を持っているのかもしれません。
失敗だった相談相手③:旦那さんの事が好きすぎる、旦那さんからも愛されすぎている友人
夫の浮気が発覚後、ちょうどいいタイミングで、他県の友人が、こちらに遊びに来る事に。
かなり久々の再会。
こんな時に夫の浮気の相談なんてしたら、しらけるに決まっている。
…と思ったけど、やはり、言わずにはいられませんでした。
で、結果から言うと。
何が失敗だったかって。
・友人の旦那さんが、いかに素晴らしい人間であるかを思い知らされた。
・友人の旦那さんが、友人の事を好きすぎるエピソードを聞くのが辛かった。
・旦那さんに大切にされすぎている友人は、夫の不貞行為なんぞ、想像もできない事だったよう。
・「そんな酷い事されたらすぐに離婚する」の一点張りだった。
・友人は「なんとかなるさー族」だった。
うーん、何とも。
この友人、旦那さんの事が好きすぎるし、旦那さんもこの友人の事を好きすぎて、お互いに大切にしているし。
こんな人の話聞いたら、またまた。

なんで私はこんなひどい扱いを受けているんだろう。
うちの夫と正反対だ。
で、友人は、離婚した方がいい!!の一択でした。
職なんて何でもある!!
実家に帰ればいい!!
なんとかなるー!!
って、言われたけど。
そりゃ、職を選ばなければあるのかもしれない。
けど私だって、どんな職でもいいってわけじゃない。
実家に帰るのは両親が断固反対する。
そりゃあね、子供もいないしね。
離婚なんて簡単そうだけど。
私には、簡単じゃない。
でも他人からすれば、実際にその立場に立たされないと、離婚する事の大変さなんて分からないし、想像もできないんだろう。
あー、私はなぜ、こんな立場に立たされてしまったのだろう。
こんな事、経験したくもなかった…。
全っ然、何とかならないんですけど。どーにもこーにも。
「なんとかなるさー族」、私の周りにかなりいますが。
実際、その人自身は何とかなるんだろうけど。
私は、なんとかならんよー!!!
なんくるないさー、じゃねーよ…。
そして、最も相談してはならない人
失敗だったとは思うけど、色んな人に相談し、時間を割いてもらって、一緒に考えてもらって、感謝しています。
そこまでしてくれてるのに、ブーブー文句垂れていますけど。
色んな意見があって当然ですよね。
どの人もありがとうって思います。
実際に相談してみないと、自分にとって良かったか悪かったかなんて分からないですしね。
結局、色んな人に相談してみるしかないのです。
けど、やっぱり、正解は。
自分の事を知らない赤の他人に相談するだと思います。
ですが…。
オバチャン、最大のしくじりをしてしまっていたのです。
あーあ、これこそ、相談相手間違えた!!!ってやつ。
はーぁ。
完全に選択を間違えた。
その方との相談については、ながーくなるので、また次回です。