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オバチャンは美容室が苦手です・・・

春・・・。
なぜだか、髪を切りたくなりますね

ドケチの私は、大体年に1-2回位、美容室で散髪してもらい、
その間に髪の毛が鬱陶しくなったら、自分で切っています。

若い頃はロン毛(←なんだか言い方が時代を感じる…)で、
伸ばしっぱなし、洗髪後もドライヤーなしで自然乾燥で全然大丈夫だったのですが、
30代半ば位から、ドライヤーで乾かさないと、
仕事中に恐ろしいほど疲れたオッサン臭が頭皮から漂い始めだしたので、
自粛してロングからセミロングにし、ドライヤーで乾かすようにし始めました。
ドライヤーも、普通のではもうダメで、「ナノイー」が発生するドライヤーじゃないと
酷く疲弊したオッサン臭に太刀打ちできなくなりました。

話がオッサン臭に逸れましたが、とにかく、ロン毛ではもう周囲に迷惑をかけ、
暮らせないので、30代半ばから髪型はセミロングまたはボブとかにしています。

そこで年に1-2回、美容室へ行くわけですが、それがまた・・・。

美容室に行くのがなぜ苦手なのかを考える

とにかく、美容室に行くのが苦手、というか嫌です。
なぜそうなったのか考えてみました。

1. 若いメンズ美容師さんに申し訳ない気持ちになる。

美容室って大体若い男性が働いていたりしますよね・・・。
若い男性が嫌いとかではないのですが、こんなオバサンのオッサン臭のする
頭皮や髪を触らせてごめんなさいという気持ちになります。
ちなみに若い女性美容師さんに対しても、申し訳ない気持ちがあるのですが、
「すまん、分かってくれ」という気持ちもあります。承認欲求でしょうかね・・。
人は年取ったら誰しもこんなにおいがしだすのですと理解してほしいという願いです。

なので、出来るだけ、オッサン臭問題を身をもって体験済みの
同年代とか年上の方がされている美容室に行くのが私は落ち着きます。

2. 予約の電話が苦手。

これは私の性格の問題ですが、予約の電話がかなり苦手です。
これは全体的にそうなのか分かりませんが、大体、今まで電話予約した美容室は
こちらの声が届かない事が多く、「はい?」って何度も聞き直され、
言い直し・・・って感じでした。
ドライヤーとか洗髪の音で電話が聞きづらいんだと思います。

なので、私はネット予約できる美容室にしています。

3. 美容室じゃなかったら絶対に交わらない人との交流が緊張する。

美容室に勤めている方って、私と真逆なんです。
明るく、愛想が良く、ハキハキしていて、何しろ綺麗なおしゃれな方ばかり。
靴下に穴が開いても、縫って履き続ける私とは違う。

この美容師さんみたいなオシャレな人種は、
同じクラスとかになっても絶対に友達になれない人種です。
クラスでもイケイケの、憧れの存在みたいな人達です。
そんな人と、美容室では急接近・・・。
・・・き、キンチョーするっっ!!
とか思いつつ、話してみたら、相手は愛想がいいので、何でも合わせてくれて
意外と話が盛り上がったり。やはりプロですね。
本当に無理そうな場合は雑誌を読み漁りますが・・・

4. オールバックが恥ずかしい。

洗髪した後やカラーリングの時等、必ず、髪をオールバックにされますよね。
髪をオールバックにしてもいいのは、米倉涼子さん位だと私は思っています。
それほど難易度が高いのなんのって。
顔を前面に出す恥ずかしさ・・・。
そして周囲の人への申し訳なさ・・顔面丸出しでスミマセンという気持ち。
美容室ではずっとお面を付けていたい、いつもそう思います。

5. 洗髪時に顔にかぶせるガーゼ?が、ずれそうになる。

洗髪時・・・。
うすーいガーゼみたいな、タオルみたいなのを顔にかけてくれますが、
それが、後頭部を洗ってもらっている時とかに徐々にずれてくるのです。
なんとか、口を使って元の位置に戻そうと試行錯誤するのですが、
絶妙に戻らない・・。
てか、口を色々動かしているのが、ガーゼから透けて見えていたらどうしようと
途中で思ってみたり。
もう、ずれないようにテープで貼り付けてほしいくらいです。

そして、顔にガーゼをかけられている時、目を閉じた方がいいのか、
ぱっちり開けておいた方がいいのか・・・永遠の課題です。

6. 前髪は必ずオンザ眉毛にされる。

「前髪、どういたしましょー?」って聞かれるわけですが、
軽くすいて下さい、とお願いすると、いや、お願いしなくても、
必ず、前髪は眉毛より短くされます。
こればかりは、なぜか理由が分かりませんが、
恐らく、若く見せるためには短い前髪にしてあげようという、
美容師さんの粋な計らいだと思います・・・。
・・・これは感謝すべきなのかもしれませんが、私の場合、顔が地味過ぎて、
前髪を短くすると、どうしても「こけし」のようにしかならないのです。
美容師さん的に、私に似合うの前髪の長さが、「こけし風オンザ眉毛」なのでしょう。
・・・仕方がないので、こけしとして生きていく事にします。

まだまだあるのですが、主な要因は上記の通りです。
そして、最後の一つの要因なのですが・・・。 



どの美容室へ行ってもされる提案・・・

私が美容室に行くのが嫌な理由の最後の一つ、

それは、
仕上げで、もてあそばれる事!!です。

散髪が終わって、最後の仕上げ・・・。
単純にフツーに内巻きにしてくれたらいいのです。

だーのーにー!!

美容師さんが、
「今日髪巻いちゃいましょう!!」って絶対言い出すーー!!!
老若男女問わず、私にかかわるすべての美容師さんがおっしゃるのです。

え、皆さん言われないですか?? 私だけでしょうかね・・。

ぜーったい、アイロンで、仕上げに髪を巻いちゃいましょうって
ポップな感じで言い出します。
どの美容室に行っても100%巻かれます。

私は、髪の毛を巻くと、オバサン100%から、オバサン250%になるんですよ・・。
そう! 髪の毛を巻いたら、かなり老けるという事です。
毛量が多いので、昭和か?位のオバサンになります。

断ればいいんじゃない?って思ったでしょう・・。
いや、これは断固ことわれません!!

なぜなら、仕上げの段階では、もう美容師さんと色々話して
ほんのり親近感?みたいなものが湧いているのです。
もしくは、美容師さんと話さなくて、雑誌ばかり読んでいたとしても、
なんせ、ポップな感じで私を盛り上げようと「髪、巻いちゃいますか!」
って提案されるので、折角のご好意を踏みにじるという事ができないのです・・・。

もう、こうなったら、清水の舞台から飛び降りる勢いで
「お願いしますっっ!!」って言うしかないんです。

勿論、負け戦なのは自分でも分かっています。
「負けるが勝ち・・・!!」なんて自分に言い聞かせながら
アイロンで巻かれるしかないのです。

しかし、1%位の望みはあります。
もしかのもしかで、この美容師さんなら、
井川遥さんみたいないい感じのゆる巻きに仕上げてくれるかもしれない・・・!と。

結局、隠れながら足早に帰宅する・・・

一縷の望みをかけて、負け戦に挑むわけですが、
完全に負けますよ、やっぱり。
井川遥さんになんてなれるわけがない。

アイロンで巻いて、最後はワックスでベッタベタにされるか、
スプレーでガッチガチにされるかの二択なのですが・・。

「いい感じですよぉ~、この後お出かけですかぁ??」と言ってくれる、美容師さん。

モチ、出かけません!!!こんな頭で・・・。

アナタなら、この頭で出かけられますか??と問い詰めたい所ですが
そこは我慢して、最後は美容師さんに、ほどほどに挨拶してお店を出ます。

そして、髪の毛を押さえたまま、スーパーへダッシュ!!
化粧室に駆け込み、輪ゴムで髪をくくる・・・。
そして誰にも会わないように、コソコソと帰宅。

帰ったら、夫に見つからない内に、そそくさとお風呂へ!!
そして洗髪、普段通りドライヤーで乾かして・・。

やっと負け戦終了・・・

いやー、毎回、疲れる・・。
そこには、敗北感しかありません。

それでもまたいつか、もてあそばれに行く・・・

そうなんです。
毎回、これだけの負け戦を繰り広げつつ、何の改善点も見つからないまま、
半年か1年後にはまた、負け戦の舞台へ挑む私。
もうSAMURAI(侍)でしょう・・。
侍としては、負けを知りながら果敢にも挑むっていう点で、
結構いい侍魂を持っているのかも・・。

というわけで、
皆さんの街で、昭和風の巻髪をしたオバサンがそそくさと隠れるように
足早に帰路についていたら、それは私です。
温かく見守って下さい。
なんか、妖怪出没情報たいですみません・・。

皆さんも美容室での髪の毛の「もてあそばれ」にお気を付けください!!

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