リアル姥捨て山を知った日・・・
前回の話では(☞ 【夫が浮気するまで②】婚活サイトで出会った最低な男-前半戦)
婚活サイトで出会った男性と、なぜだかゴルフの打ちっぱなし場で
会う約束をしました。今日はその日の出来事を生々しく綴ります!
さてさて、男性と会う日当日。
念入りにメイクし、一張羅のワンピースを着て、ゴルフの打ちっぱなし場へ。
約束の時間より少し遅れて、男性が登場!!
・・・うわぁー!!
プロフィール写真の通りだぁ!!
背も高いし、服もかっこいいし、官公庁勤務だし、
キャ~っっっ!!!
オバチャンの心が躍りました・・・。
男性:「こんにちは。ちょっと打ちっぱなしするから、おいで。」
え~!!!
打ちっぱなしするん??
いいともーーーっっ!!
見たいともーーーっっ!!!
私にも手取り足取り教えてほしい~!!!
てか、「おいで」って反則じゃない??
行く行く~っっ!!!
・・・と会ってすぐに、打ちっぱなしを始める男性。
男性は椅子を指さし、
「ここで見てて。」
・・・と言いました。
今思うと、なんて自己陶酔してる奴!!!
自分の打ちっぱなししてる姿を人に見せるって、
どんだけ自分の事好きなん・・て思いますけど・・・。
この時の私は、
うんうん!!言われなくても見る見る!!!
と完全にのぼせた状態でした。
私は男性が打ちっぱなしをしている姿を、後ろからずっと見つめていました。
男性も気持ち悪くなかったんでしょうか?オバサンに見つめられて・・・。
正直長いし、途中で、
「まだ打ちっぱなしするん?長ぇーな。」とか
「うまいんか下手なんかわからんな・・」とか
「何回同じ動きしたら気が済むん?」とか
心の中で思ったりしましたが、すっかり男性の虜に。
しかし、打ちっぱなしを終えた男性は、
一人だけ缶コーヒーを買い、飲んでいました。
・・・普通さ、私のも買うよね?と我に返り、思いましたが、
まだこの時点ではポーっとしていました。
今思えば・・・
缶コーヒーの一本も買ってくれないって
ケっチくさーっっ!!!
ケチ臭、半端ないって。
姥捨て山の山頂で、やっと二人っきりに・・・。
打ちっぱなしが終わり、男性が
「ちょっと俺の車で話そうか。」
と言うので、ホイホイと男性の車に乗り込みました。
私の予想では、
男性の車内で次の行き先を決めておしゃれなカフェにでも移動するのだと思っていました。
・・・が。
男性の車に乗って、私の地元の話を少しした所で、
男性が私の髪を馴れ馴れしい手つきで触ってきました。
え??
何の儀式? 何かのヒーリング??
正直、初対面で戸惑いました。
その時点では男性の事を好きだったのですが、手つきが馴れ馴れしかったので
嫌悪感が急にブワァァっと湧きました。
私:「あのー、初対面ですよね?」
男性:「だから何? 俺の事好きなんでしょ。」←自信たっぷりに。
この時、顔がくっつきそうな位の近距離に男性が迫って来ていました。
・・・。
ワタシ、アナタノコト、好きでしたっけ??
急にカタコトになりそうな位の衝撃でした。
確かに好きって言った気はするけど。(←言ってるんかーい!!)
初対面で馴れ馴れしく、
俺の事好きなんだから触ってもいいだろっていう自信満々の男は、
大っ嫌いですけど・・・。きもいんですけど。
これ、婚活サイトですよ?
出会い系サイトじゃありませんよ・・。
なんか勘違いしてない??
私:「私はもっとアナタの事が知りたくて今日ここに来ました。
カフェとかで話しませんか?」
男性:「俺、そんなめんどくせー事しない!」
この時、まだ顔は近距離です。
私:「今日すごく楽しみにしてたんです。」
男性:「めんどくせーな!!」
・・・。
はぁ?
何が面倒くさいの?
主語と述語使って、
ちゃんと、オバチャンに説明してみなさいよ!!
じゃ、この車内で何するわけ???
チョメチョメする予定だったわけ???
(スミマセン、チョメチョメとか言って)
冗談、顔だけにしろよ! ←byアーノルド坊や
頭の中はこんな感じでしたが、
私は「もういいです。」と一言だけ言って、男性の車から降りました。
私が降りた途端、男性はブーーーン!!っとすごい勢いで帰っていきました。
腹立ちません???
こっちは真面目に婚活してるのに。
・・・マジで怒りしかない!!!
なんなん???
体目当てであのサイトに登録してるんか!!!
いや、私の壮大な勘違いで、体目当てじゃないかもしれんけど・・・。
しかも、独身とか書いてたけど、既婚者かも。
ファミリーカーだったし!!
官公庁勤務も年収も全部嘘では??
缶コーヒーも自分だけ飲んでいたし。

ロクでもない可能性が高いと思います
怒りで唇が震えました・・・。プルプルプルプル・・・・。
怒り発散の為に打ちっぱなしをして帰ろうかと思いましたが、
高いのでやめておきました。←ここはドケチ。
もっと揉め事になっていたら、山に捨てられるところでした。
リアル姥捨て山ですね・・・。
という事で、
仮にも私は、うまくいったらその人と結婚するかも!!って所まで
想像していたのに。
ケっっ!! あほらしい!!!
打ちっぱなし場で私は自分の車に戻り、
今後その男性からのメッセージを受け取れないように
サイトのすべての機能に即ブロックをかけました。
婚活一発目が、この男性。
我ながら、男運のなさにガッカリでした。
みなさんも、本当に気を付けて下さい。
条件の良すぎる男は要注意!!!
缶コーヒーを一人で飲む男は要注意!!!
でも、なんで私みたいなオバサン狙ったんだろ・・・。
悲壮感が漂っていたんでしょうかねぇ・・。
<予告> さーて、次回の記事は!
次回も、婚活サイトで奮闘するオバチャンの話です。
まだ、夫まで辿り着きませんね・・・。
次はどんな人と出会うのやら・・・。
また次回もお付き合いいただけますと幸いです~!!